岩手県は北海道を除くと、日本で一番面積の広い県としても有名です。さまざまな観光スポットもあり魅力的な県ですが、県庁所在地の盛岡市は“観光するところが何もない…”なんて心ない声もチラホラ…。(汗)
ちょっと待ってください!!笑
盛岡には特に麺グルメがたくさんあって、食べ歩きにはもってこいの街なのです。
麺好きの私にとってはとても魅力的な街…笑
食べ歩きだけでなく他にも観光スポット様々ありますが、今回は盛岡のオススメ麺グルメをご紹介したいと思います。
※この記事はPRを含みます。
駅前には盛岡冷麺のお店がたくさん!
盛岡と聞くと、“盛岡冷麺”を思い浮かべる方も多いと思いますが、盛岡駅前には“盛岡冷麺”のお店がたくさんあります。
どこのお店も駅から徒歩圏内でアクセス出来るので、食べ歩きもしやすくなっています。
数ある麺料理の中でも、盛岡冷麺大好きです!!
駅ナカで空き時間にも!“大同苑”
“大同苑”さんは、1965年(昭和40年)創業の焼肉屋さんです。駅から徒歩約10分に位置する盛岡総本店を含めて、4店舗を構えています。
今回私が訪れたのは、盛岡駅直結の“フェザン”という駅ビルの中のお店、盛岡フェザン店です。
駅に直結しているので、私は帰りの新幹線を待つ時間を利用して、食べに行ってみました!
スープも辛さはそこまで強くなく、適度にピリッとした爽やかな味です。透明感のあるこだわり製法のスープには旨味がギュッと凝縮されていて、いつまでも飲んでいたくなるようなそんな印象です。
麺の方も盛岡冷麺特有のツルツルもちもちしたコシのしっかり感じられる麺です。素材も北海道産の粉を使用していたり、注文を受けてから手練りで作ったりとこちらもスープ同様こだわりを感じられます。
地元のお客さんにも愛される“盛楼閣”
盛楼閣さんは1982年(昭和57年)創業のお店。盛岡駅東口目の前の非常にアクセスの良い場所に位置しています。
盛楼閣さんも焼肉屋さんなのですが、冷麺も非常に人気のお店なのでその関係なのか、入店するとお店の方に「焼肉ですか?冷麺(のみ)ですか?」と聞かれたのか印象的でした。
私は冷麺目的でしたのでそう伝えると、カウンター風の席に通されました。
夕方の16時ごろのお昼・夜のピーク時を避けて来店したつもりでしたが、私が着席した後もお客さんがひっきりなしに入店していました。とても人気店なのだなと感じました。
たしか入店時に、「予約されてますか?」とも聞かれた気がするので、混雑が予想される曜日・時間帯に行かれる方は念のために、予約された方が良いのかもしれません。
さて肝心のお味の方ですが…!
キムチの赤みが辛さを想像させるスープの色ですが、唐辛子の良い辛味とスープの旨味、フルーツの甘みなどが上手く融合していて、とても美味しいずっと飲んでいられるスープでした。
スープは3日以上かけて完成させるこだわりようで、キムチの方も自家製で、このキムチ単体のファンも多いようです。
麺の方も文句なしのもちもちツルツルの弾力感。こちらの麺はその時の天候や気温に合わせて素材の配合を変えるなどしているそうで、そのこだわりにもビックリかつ納得の美味しさだなと思いました。
盛岡じゃじゃ麺元祖のお店“白龍”
盛岡じゃじゃ麺は、“白龍”の初代店主が戦後満洲で食べた”炸醤麺(ジャージャー麺)”をアレンジして売り始めたのが元祖とされています。
そんな盛岡じゃじゃ麺の元祖、“白龍”本店は、盛岡駅からでんでんむしというローカルバスの左回りに乗車し約10分、県庁・市役所前を下車して徒歩約2分くらいの場所(桜山神社の参道沿い)にあります。
レトロな雰囲気の店構えでなんだかワクワクしますね。12時過ぎのお昼時に来店したら地元のお客さんも多くいらっしゃいました。
店内はあまり広くなく、座席数もテーブル席が3つと、カウンター席が8つでした。曜日・時間帯によっては並ぶ可能性もありそうです。
麺はコシのある平打ちうどんのような食感で、食べ応えがあります。上に乗っている肉味噌と端に添えられているおろし生姜・紅ショウガをお好みで混ぜて食べます。
テーブルに設置されている、お酢やニンニク、ラー油を混ぜて味変させるのも良いと思います。
そしてこの盛岡じゃじゃ麺、麺を食べ終わった後も楽しみがあります!
テーブルにある生卵を食べ終わったお皿に割り入れよく解きほぐして、お店の方に渡します。
そうすると、そこに熱々のゆで汁を注いでくれるので、皿に残ったみそと溶いた卵が良い具合に美味しいスープとなってくれるワケです!
このメニューは“ちーたんたん”(50円)といって、盛岡じゃじゃ麺とセットで名物メニューとなっています。
じゃじゃ麺もちーたんたんも、盛岡のご当地フードというイメージで、全国どこでも食べられる印象が冷麺などと比べてもあまりないので、盛岡に来たら是非食べておきたい1品だと思います!
わんこそばの老舗 東家 本店
盛岡三大麺のひとつ、わんこそば!“東家 本店”さんは、なんと1907年(明治40年)創業の老舗のお店。
場所は盛岡駅から、ローカルバスでんでんむし左回りで盛岡バスセンター(ななっく前)下車の徒歩3分に位置します。
お店に到着すると、なんとも歴史を感じさせる敷居の高そうな和風のたたずまい…
庶民のアラサーがひとりで気軽に入るには勇気が要ります。笑
出入りしているお客さんも品のある比較的ご年配のグループが多く、お店の方が外までお見送りのあるおもてなしぶり。
ビビリな私は、とうとうひとりで入店することが出来ず…(泣)
結局お店に食べに入ることが出来ず…申し訳ありません…(泣)
仕方なく、周辺をトボトボ散歩していると、先ほどの東家さんからほんの数歩歩いたところに素敵な雰囲気のたたずまいのカフェが。
『紅茶の店 しゅん』というお名前のカフェみたいです。
少し歩き疲れたので休憩もかねておじゃましてみると、中の内装もすごくお洒落で木の温もりを感じる癒しの空間といった感じです。
アイスティーがワイングラスに入ってる!!(オシャレすぎる!!)
あとあと拝見したら、“紅茶の店 しゅん”さんは創業30年の紅茶専門店で、このアイスティーもダージリンを水出しで作るこだわりの1品だったそうです。
水出しなので見た目も一見緑茶のような薄いグリーンなんですかね?でも味はしっかりダージリンで香り高い紅茶でした。
紅茶専門店ながら、紅茶メニューが豊富なのもさることながら、ちょっとした軽食メニューもあって小腹を満たすことも出来そうでした。
盛岡に来たら是非麺メニューを食べ比べ!!
岩手県はさまざまな魅力的観光スポットがそろっていますが、なかでも盛岡はグルメな方にオススメのイチオシスポットでしょう!
東京から東北新幹線で1本で行けたりとアクセスもバツグンです。
じゃらんなど各種旅行予約サイトでは、新幹線と宿泊がセットになったプランもあったりしてオススメです!
是非ぜひ訪れてみて下さいねー!
コメント